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【1600円でパソコンを作る!?】ジャンクPCを買ってリストアしてみた

 

どうもみなさんこんにちは。アキバ大好き近海の鯖です。アキバといったらパソコンですよね〜

え?「アニメ」だろって?

それは表通りの話で、アキバの真骨頂といったら何と言っても裏通りのパソコンです

今回はそんなパソコンにまつわるお話です。


秋葉原はパソコンの宝庫!?

秋葉原と言えばパソコンということもあり、日本では有数のPCスポットかと思われます。(西では大阪の日本橋が有名)

有数のPCスポットということで多数のパソコンショップが軒を連ねています。通常のパソコンショップといえば、メーカー製の新品パソコンが多数置いてあり、関連するプリンタやケーブルなどが置いてありますが、秋葉原では違います。

秋葉原のパソコンショップでは店ごとに特色がかなり違い、一般的な製品よりマニアックな製品が多い傾向があります。

そして売っている大体のパソコンが新品以外です。もちろん新品もありますが、中古やジャンク品などが多いです。

そんな秋葉原でジャンクなパソコンを購入してきましたので、修理して行きましょう。


今回のパソコン

今回購入したジャンクパソコンはこちらです。

DELLのOPTIPLEX(オプティプレックス)960です。こちらは省スペースPCと言い、机上に置いても邪魔にならない小さいデスクトップです。

ジャンクの理由は“時刻設定がリセットされてしまう”とのことでした。

この場合多くがマザーボード上の電池の劣化が考えられます。また、通電及びBIOSの起動は確認済みとのことなので電池交換だけで使えそうなので購入しました。

BIOS起動後にエラーが出るところまで確認済みのようです。

そして気になるお値段は驚きの1500円!(+税)

年式が古いのでジャンク界隈ではよく見る価格設定ですが、これが使えれば儲けものですね。

 

ジャンクパソコン選定基準

私がジャンク品を購入するときは、本体の損傷やリコールなどを確認します。某機種ではGPUの接触不良が頻発するロットがあり、画面が映らなくなるといった症状が出やすくて一時期ジャンク界隈に多数あったPCもあります。こちらはGPUにヒートガンで熱を与えリフローする必要があります。(交換経験あり このタイプは玄人でないとリストアするのは大変なので、買うと損するタイプのジャンク品です。

損傷は、そのパソコンを落としたりしていないかを確認するために行います。落としている跡がある場合は内部が破損している可能性があるので注意が必要です。

その他にも、ノートパソコンで割と多いのは「水をこぼした」「静電気等で過電圧等が生じた」というものです。前者はパソコンをよーーく観察し、水が乾燥した跡や異常なベタベタがないかなどを見ることで回避する事ができます。

しかし、後者は買ってからでないとわかりません。基盤についているチップ抵抗やコンデンサなどが壊れている事があるので、これらを新しいものに付け直す必要があります。テスターを用いて導通してるかどうか等を見なければならないのでかなり上級者向けとなります。

ジャンクPCに初めて挑む人はどんなのが狙い目?

初めて挑戦する人は、今回のように起動確認、BIOS確認済みといったものを購入すると割とすんなりリストアできる場合が多いです。(失敗するときは失敗する)

また、壊れている場所を買う前に特定できたとしても、そのパーツの入手性も確認したほうがいいです。大概のパソコンのパーツはヤフーオークションなどで「型番 パーツ名」で検索すれば出てくると思います。稀にマイナーな製品を買うとパーツが一切売ってない、パーツはあったけど海外サイトでしか購入できないなどの事態に遭遇します。

ノートパソコンのジャンクというのはパーツの入手性や悪いことや、ノートパソコンの特性上持ち運ぶ事が多いので落下や水濡れといった故障が多いため外れを引く確率が高いです。

逆に、デスクトップパソコンでは、水をこぼしたとしても壊れるのはキーボードやマウスなどで、なかなか本体に水をこぼすような事態はないと思うのでそういった心配はないかと思われます。

ノートパソコンのパーツ入手性が悪い理由は、筐体内が狭いためメーカー独自のパーツが多く使われています。なのでメモリやCPUといった汎用的なパーツ以外は、その機種独特といったものが多いので入手性が悪いです。(内部ケーブルやタッチパッド等)

一方、デスクトップの場合は使われているパーツの数がノートパソコンに比べて少ない事や、汎用的なパーツが多いことからデスクトップのほうが通常使用できる確率が高いです。

 

タブレットも含めた種別ごとの壊れる原因とパーツの表です。

  壊れる原因・壊れるパーツなど
ノートパソコン 落下・水濡れ・静電気/液晶パネル・キーボード・タッチパッド・HDD・ヒンジ
デスクトップパソコン 異常電圧・静電気・経年劣化・ほこりによるショート等/マザーボード・電源ユニット・HDD
タブレットパソコン 落下・水濡れ・静電気/液晶パネル

高性能なスペックなのに明らか低価格で売っているものは十中八九問題があるので避けたほうが無難かもしれません。

過去にi7,メモリ16GB,SSD256GBのハイスペックな富士通製のノートが1万円で売っていて、外装もとてつもなく綺麗で水濡れのあともなかったので購入して分解したところ、基盤に水濡れのあとがあったことがあります。事前に綺麗にして判別が付き辛いことがあるので注意が必要です。

 

BIOSって何?

BIOSとはコンピューターの元となるシステムです。電源を入れるとまずこのBIOSが起動し、システム構成をチェックし、あらかじめ設定されている順序でWindowsなどのOSを探しに行きます。

DVDドライブ、USBメモリ、HDD、ネットワークを順番にアクセスし、その中のどこかにOSが入っているとそこのブートローダーを引っ張ってくる役割があります。

本当に基礎的なものなので、”BIOSが起動しない”というジャンクはなかなかレベルが高いです。(ただし、メモリが刺さってないから起動しないという簡単な場合もある。)


状態確認・整備

今回のジャンクPCの起動確認です。

電源ランプがつき、BIOSが起動することを確認しました。ここまではジャンクの理由の通りです。

BIOSが起動した後に時刻設定エラーが出ました。今回はここを何とかすれば使えそうです。

BIOSエラーの意訳

時刻が設定されていません。セットアッププログラムを実行してください。

注意!システムバッテリーの電圧が低下しています。

 

BIOSに入りました。このパソコンはメモリが4GB、CPUがCore2Duo E8400の様です。

では、さっそく中を開けて見ましょう。

開ける際は電源を切り、コンセントから抜いて作業しましょう。

省スペース製品のため中を開けるとびっちりとパーツが詰まっています。

写真向かって左上の銀色の箱が電源ユニットです。左下の銀色の箱がDVDドライブで、右上の黒いところにHDDがありました。右下の銀色の部分がCPUです。

HDDを外したら下に電池が入っていない電池ソケットがありました。電池が入っていないため本体の時計がリセットされて、エラーがでます。

デスクトップなのに電池?

バッテリーでは動かないデスクトップPCですが、内部にボタン電池が入っています。これは電源のない場所で動かすためではなく、システムの情報を保持するための電池となっています。この電池があることで、コンセントが抜かれた状態でもPC内の時計を刻み続けることができます。また、BIOSなどの設定も保持しているので電池がなくなり、かつコンセントから抜けているとBIOS設定もリセットされてしまいます。

ただし、コンセントに刺さっている場合は商用電源経由で動いているのでリセットされることはありません。

ボタン電池を使った裏技

BIOSの設定を保持している電池ですが、電池が切れるとリセットされてしまう特性を逆手に取り、システムが正常に起動しなくなった時はわざと電池を抜くことによりシステムをリセットすることができます。このことをCMOSクリアと呼び、BIOSが起動しなくなった時に有効です。


保守用のパーツにボタン電池があったのでさっそくはめました。ボタン電池は100円ショップ等で買えますが、長期の安定性を見るならPanasonicの電池を使うことをお勧めします。

電池の型番はCR2032です。

 

メモリは4枚刺さっています。基盤の色が2枚ずつ違うので増設してあると思われます。

今回はボタン電池をはめるだけだったので、あとは逆の手順で組み立てるだけです。

ちなみにこの機種はここまでドライバーを使わずにできます。ネジいらず

最後に蓋を閉めて準備完了!電源を入れてみます。

な・・・なんとWindows10が入っていました!!

てっきりOSはないと思っていたらとんでもない当たりでした!!!

右下の時計も正常に戻っています。

Core2Duoですが、意外と軽いです。

クロームを入れてYoutubeを再生したところ、1080pでも特段かくつくことなく再生できました。

こういう当たりがあるところもジャンクの醍醐味といったところでしょうか。

本来であればWindowsを購入する必要があります。ただ、Windowsは約1万〜と高いので今回は非常にラッキーでした。


最後に

今回の整備にかかった費用

パソコン本体 1500円

電池     100円(買った場合)

合計 1600円+税

とてつもない低価格ですね。更に今回は買ってはいないですが、ディスプレイなども500円〜と低価格で売っていました。(ただし状態は悪かったりする)

なので、本体、キーボード、マウス、ディスプレイ全て合わせてもおそらく5000円以内で揃えることができるのではないでしょうか。

 

次に、ジャンクパソコンを買うときの注意点のおさらいです。

1.外装に大きな傷や濡れた様な汚れがついていないかを確認する。

2.パーツが入手しやすいかを確認する。

3.リコールがないかを確認する。

4.通電確認、BIOS起動確認がされているものを選ぶ

5.性能の割に明らかな低価格で売っているものは避ける。

です。


いかがだったでしょうか。これを見たあなたもジャンクに挑戦して見たくなったのではないでしょうか。

ジャンクにはトレジャーハントの様なワクワクがあります。その反面、ジャンクというものは保証なし、返品不可、質問不可と全ては自己責任なものなので、心してかかる必要があることにも注意してください。

それではここまでご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

この記事の著者

近海の鯖

記事をお読みいただき、ありがとうございます。近海の鯖です。

動画制作や画像編集をしています。また、別件ですが個人でサーバー運営などもしており、届出電気通信事業者として活動もしています。
サーバー関係のノウハウなども記事にして発信していけたらと思います。

趣味がとにかく多く、更にその趣味を仕事に変えたりしています。
パソコン系から始まり、ロードバイクやバイク、車、更には園芸まで幅広い趣味を持っています。

最近ではVRにハマり、VRおじさんになってます。

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