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【Vtuberになる】バーチャルユーチューバーを始めよう!【後編】

どうもみなさんこんにちは、急に寒くなって風邪ひきそうな近海の鯖です。

今回は前回の記事「【Vtuberになる】バーチャルユーチューバーを始めよう! 前編」の続きです。最後までよろしくお願いします。

 

前回の記事

【Vtuberになる】バーチャルユーチューバーを始めよう!【前編】

 

記事が長くなってしまったので分割しました。こちらの記事は後編という事で前編で作ったモデルを実際に動かしていく、その後の応用を記事にしています。まだ3Dモデル等がない人は前編をご覧ください。

注意!この界隈はとてつもない速さで成長しています。昨日の常識が今日は通じないという事が多々あります。ここで執筆した内容もあなたがご覧になる頃には変わっている可能性がありますのでご留意ください。以下内容は執筆時点のものです。(執筆2018/09/20)

 

 

3Dモデルを動かす①

 前回は3Dモデルを作るところまでやりました。では、次のステップに移ります。

 ここで第2の障壁が現れます。それは、作成したモデルを動かす事です。先ほど紹介したFacerigは単体で動作し、通常のWebカメラのように扱えますが、3Dモデルとなると人間の動きに合わせて動かす必要があります。(人間の動きに合わせなくても事前に動きをプログラムする方法もあるが人間らしさを出すのが難しい)

 人間の動きを3Dモデルに反映させることを「モーションキャプチャー」と言います。

 モーションキャプチャーを行うには専用の機材が必要になるます。しかも、機材はそこそこなお値段がするものばかりです。

 有名どころで

キネクト (価格:★★☆☆☆ 精度:★☆☆☆☆ 初心者おすすめ度:★☆☆☆☆)

 一番安価にできるモーションキャプチャーです。

 キネクトとはマイクロソフト社のゲーム機、Xboxに使用するモーションキャプチャーセンサーです。しかし、この製品は製造終了しています。

 なので新品では買えないので中古で買う事が前提となっています。価格は4千円から5千円程度が相場かと思われます。

 こちらは体全体を認識し体の動きに合わせてアバターを動かす事ができます。

 しかし、精度があまり高くないのと全体を認識させるには結構な広さが必要です。

 精度に関しては後ろにごちゃごちゃと物があると誤認識が起きるため人物の後ろ側にブルーバックやグリーンバックがあったほうがいいです。

 広さに関してですが、6畳程度では体全体を認識できないので結構な広さが必要かと思われます。(6畳では膝下が映らない)

 また、1か所からの映像を処理しているので3次元的に動かすことは苦手とします。通常ならモーションキャプチャーは複数台のカメラやセンサーを用いて行いますが、こちらは画面の上に置く簡易的なものなので体の大まかな動き用にしか使えません。

 ソフトはMMDを使用します。

 設定がものすごく手間で色々と古いので初心者へのおすすめ度は最下位です。

 

HTC VIVE (価格 ★★★★☆ 精度 ★★★☆☆ 初心者おすすめ度:★★★★★)

 こちらは前回の記事で紹介したVR機器です。この環境に、バーチャルキャストと言う無料のソフトウェアを利用することで容易に3Dモデルを扱う事ができます。

 そしてこのソフトを利用しVIVEを使うと、自分の動きに合わせて3Dモデルが動きます。

 しかし、指を個別に動かしたり、足をあげたり細かい動作はできません。

 VIVEさえあれば簡単に導入できるため初心者へのおすすめ度は★5です

 お値段6万4千円ほどです。

 

PERCEPTION NEURON 2.0 (価格 ★★★★★ 精度 ★★★★★ 初心者おすすめ度:★★☆☆☆)

 こちらは個人向けでは最強のモーションキャプチャーツールです。

 体全体に複数のセンサーをくくりつけ、その個々のセンサーが動きを認識することで体全体を認識する事ができます。これを利用すると指のトラッキングも可能となります。

 ただ、こちらは値段が約20万円とかなり高額で初心者には手が出しづらいです。初心者じゃなくても手が出しづらいですね

 

 いずれにしても設備投資が必要なのでまずは2Dでデビューしてから3Dになるケースも見受けられます。

 

 まとめです

機材名 メリット デメリット
キネクト 価格が安い、設置が簡単 製造終了している、導入までに挫折ポイントが複数
HTC VIVE 精度の高いモーションキャプチャが可能 VIVEを導入する手間がある。

PERCEPTION NEURON 2.0

指まで動かせる高精度なモーションキャプチャが可能 価格がかなり高い

ちなみに、筆者はキネクトとVIVEを持っています。PerceptionNeuronも買おうかと思ってます。(そんな資金はない)


3Dモデルを動かす②

先ほど様々なVR機器を紹介しましたが、実質VIVE1択だと思います。今回はVIVEでの動かし方、配信までを記事にしていきます。

前提として、VIVEはすでにあるものとします。VIVEに関しては前々回の記事、【VR初心者必見】VRのあれこれをご覧ください。

さて機材は用意できましたが、機材を買って終わりではありません。3Dモデルを動かすソフトウェアも必要になります。

これもUnity をはじめとする様々なソフトがありますが、今回は簡単に導入できるバーチャルキャストを使っていきます。

 

バーチャルキャストダウンロード

バーチャルキャスト ダウンロード → https://virtualcast.jp/download/

まず、ダウンロードしたらZIPを展開してください。

 

ニコニ立体に3Dモデルをアップロード

その間に3Dモデルの投稿をします。まずはニコニ立体を開きます。ニコニ立体から投稿するを選び前回作ったモデル(拡張子vrm)をアップロードします。

ニコニ立体 → http://3d.nicovideo.jp/

投稿画面になると、「フルスクラッチ作品」「二次利用作品」「TIP作品」の3つがあります。詳しい説明は画像の通りです。今回は二次利用作品を選択します。

 

次に前回作った.vrmのデータをアップロードします。

 

そうすると自動的に画面が切り替わり様々な設定画面になります。ここで適時名前やサムネ画像を設定してください。

重要なのは下のほうにある、外部連携の「バーチャルキャスト」にチェックを入れてください。ほどなくすると自分の3Dモデルがニコニ立体にアップロードされます。

 

バーチャルキャストに3Dモデルを登録

この時に必要になるのがURL欄にあるtdから後の数字部分です。画像だと【42894】です。

次に展開が終わったバーチャルキャストフォルダを開きます。その中にメモ帳でも他のエディタでも何でもいいのでconfig.jsonというファイルを作ります。

そこに

{
 "niconico": {
  "character_models": [
   42894
  ]
 }
}

と入力します。この数字部分を先ほどのものに変えてください。

そしてバーチャルキャストを起動します。

 

バーチャルキャスト起動


起動するとタイトル画面が表示されるので、「自分で配信しない」をクリックしてニックネームを入力します。
そしてスタジオに入るをクリックするとVRが始まります。
その後はVIVEのヘッドマウントディスプレイを装着し、両手にコントローラーを持ちトリガーを同時押しする事でキャリブレーションが行われます。

バーチャルキャスト内でメニューボタンを押すと自分の周りにメニューが表示されます。その中の一番左にキャラ変更があり、選択するとその中に先ほどニコニ立体で投稿したモデルが表示されていると思います。そちらを選択すれば自分の3Dモデルを扱う事ができます。

質感の調整をしてないのでテッカテカになってしまいました。

これでテストは完了です。

 

ニコ生配信

 

次に実際の配信をしていきましょう。まずはバーチャルキャストのタイトルに戻り、niconicoタブからメールアドレス、パスワードを入力してログインしてください。

ログインすると色々入力する画面が出てきます。ここで、ニコニコ生放送で枠とりをしてください。

ニコニコ生放送ページ上部 「放送する」をクリックし配信タイトル名や放送説明文を入力します。必要事項に記入が終わったら「確認する」をクリックし内容が良ければ「放送を開始する」をクリックしてください。

http://live.nicovideo.jp/

放送ページに遷移したら、バーチャルキャストに戻り上の画像の手順で「スタジオに入る」をクリックしてください。

 

   次にNiconico Live Encoderを起動します。まだインストールしていない方はこちらからインストールしてください。

起動したらログインをしてください。

次に映像ソースの追加から範囲指定でバーチャルキャストのウィンドウを指定します。

上の画像ではさらに追加でテキストを追加していますが、これの追加はいらないです。

最後に配信開始をクリックすれば生放送が始まります。

 

 

また、バーチャルキャストでは、様々なオブジェクトが標準で搭載されているのである程度の事は全てできてしまいます。

先ほどの画像にも写っているように、ホワイトボードやペンなどもあります。そして凸先のスタジオIDを入力する事で複数人と共演することも可能です。

 


人気になるためには

 あまり人気にならないでひっそりとやっていたいという人もいるとは思いますが、人気になるのを夢見て始める人は多いのではないでしょうか。人気になるというのは簡単な事ではありません。当初のうちは再生回数が2桁ぐらいは覚悟しておかないと後々にモチベーションが上がらなくなると思います。

 なので今回は、人気になるためにどうしたら良いかを私の考えられる限り書き綴ります。すでに知っていることもあるかと思いますがよろしくお願いします。ただ、ここに書く内容は筆者一個人としての見解ですので、必ずしも当てはまるとは限らないことをご了承ください。

 あなたが楽しめるという事が第一ですので、ある程度は無視したほうが良いです。

 人気になる上で重要なのは、最初のキャラ付けとキャラの濃さ、そしてモデルの完成度です。

 

キャラ付け・キャラの濃さ

まず、キャラ付け・キャラの濃さは最も重要と言っても過言ではありません。もしあなたがゲームが好きならゲーム実況系・ゲーム紹介系Vtuberになった方が良いですし、ファッションが好きならファッション・コーディネート系Vtuberになった方が良いです。なぜなら、畑違いの事を行っても知識が浅はかであれば視聴者に暴言をはかれることもあります。(成長していく系Vtuberならありかも)

最初の方で「Vtuberはなににでもなれる」と話しましたが、なににでもなれるからこそ自分の詳しい内容を軸足として定める必要があります。自分のやりたいようにどんどんやることが大切です。先ほども話した通り最初のうちは伸び悩みますが、手を抜かずに頑張ればいつか報われます。

 

モデルの完成度

そして第2にモデルの完成度です。新規Vtuber参入となると、見に来る人は99%あなたを知らない人が見に来ます。あなたを知らない人はまず動画を開いたときにそのVtuberのモデルを目にします。そこで3Dだったり2Dのモデルの完成度が低いとそれだけでブラウザバックしてしまう人もいます。美形なモデルである必要はありませんが、モデルが破綻を起こさない程度の完成度は必要かと思います。

 

今話した部分はデビュー時に気を付ける事でしたが、ここからはその後についてです。その後に必要となってくるのは、企画の面白さ・動画、配信の質・ファンの獲得です。

企画の面白さ

 デビューしてから少し経つと、ある程度慣れてきて色々なことができるようになります。その時に動画の企画として様々なことをすると思いますが、ここでの面白さへの追及が重要です。

 例えば、安直にクイズ系の動画を撮るとします。そこでただクイズをするのではなく、クイズ内容はマニアックなもので解説を深くする・不正解に応じて様々な罰ゲームをする・視聴者参加型として回答を募集する(正解者には何かいいことが…みたいな)など、企画に対する付加価値をつけることで視聴者を引き込むことができます。ここら辺は大手Vtuberの動画を見ることで傾向がわかると思います。

 

動画・配信の質

 次に、動画・配信の質です。様々なプラットフォームで提供することになると思いますが、ターゲットのサイトに合わせた動画づくりをすることも大切です。例えば、ニコニコ動画での「例のアレ」系動画をYoutubeに投稿しても、見ている層がマッチングしなければ冷めた目で見られるだけです。逆にYoutubeではやっているネタをニコニコでやっても冷めた反応しかされないことも多々あります。特にコアな内容を扱う人はそれぞれのサイトの特性を調べましょう。

 また、動画編集のクオリティも人気に直結して来ます。編集で見やすいテロップを入れたり場面転換にエフェクトを付けたり、アイキャッチを挟んだりしたり、テンポよく動画を進めていく事で動画の質が上がります。

 テロップはボケたときや突っ込んだ時など、強調したいときにドドンと表示することで笑いどころを作ることができます。この時に効果音などを入れることで「今の確実にボケたな」というのがわかりやすくなります。

 またエフェクト・アイキャッチも同様に、企画に切り替わりがわかりやすくなります。動画構成としてOP、企画・内容、EDという構成が一番多いと思いますが、エフェクト等を間に挟むことでしっかりと「ここからがEDだな」とわかりやすくなります。

 そして、テンポよく動画を進めていく事も必要です。カットをこまめに行ったり、噛んだ場所はリテイクしたりすることで動画のテンポをよくすることができます。また生放送では事前に台本を作ったりしておくことでテンポよく進めていく事ができます。要するにグダらないことが重要です。

 

ファンの獲得

 最後にファンの獲得です。最初の頃は初見さんばかりなので気にすることはそんなにありませんが、ある程度経つとファンが付くと思います。いつも動画にコメントをくれる人、視聴者参加型企画の時に毎回参加してくれる人等々、これらのファンを大切にして行かないといけません。先述したように手を抜かず頑張っていれば焦らずともいずれファンは付きます。

 新規ファンを獲得するには、新規視聴者の獲得も必要です。そこでデビュー初期からやっておきたいのがTwitterなどのSNSです。特にTwitterでの効果は大きいです。

 ハッシュタグで#Vtuber準備中 #新人Vtuber #Vtuberはじめました など、ハッシュタグをつけてアピールすることでたくさんの人に見てもらうことができます。そこでちらっと見たときに動画が面白ければすぐにファンになってしまう人もいます。


注意点

 Vtuberを始めたら、一番注意しなければならないのが「身バレ」です。Vtuberでは所謂「中の人」は禁句です。ですが中の人が気になる人も一定数おり、人気になればなるほど特定される可能性が増えてきます。

稀にある事例として、配信中に偶然Webカメラが映ってしまい顔バレしてしまう事があります。動画であればカットすればいいのですが生放送だと大事ですよね。Facerigではアップデートで配信側にはカメラの映像が出る事は無くなったそうなのでとりあえず一安心かと思います。

また、Twitterのアカウントを使いまわす、Youtube,ニコニコ動画のアカウントを使いまわすなどアカウントの使いまわしをすることで過去の繋がりや行動がバレてしまいます。特に昔ネット上で活動していた人というのは特定されやすくなってしまうので絶対にアカウントは新規で作るようにしましょう。また、Steamやマインクラフト等のゲームIDにも注意しましょう。


いかがだったでしょうか。今回はかなりボリュームのある記事に仕上がっていると思います。

自分が知っている限りの情報を一気に書き綴りました。現時点でVtuberをやっている方もそうでない方も是非参考にしていただければと思います。

この記事に触発されてVtuberになった方がいましたら是非お知らせください(^▽^)

近海の鯖でした次回もよろしくお願いします~

この記事の著者

近海の鯖

記事をお読みいただき、ありがとうございます。近海の鯖です。

動画制作や画像編集をしています。また、別件ですが個人でサーバー運営などもしており、届出電気通信事業者として活動もしています。
サーバー関係のノウハウなども記事にして発信していけたらと思います。

趣味がとにかく多く、更にその趣味を仕事に変えたりしています。
パソコン系から始まり、ロードバイクやバイク、車、更には園芸まで幅広い趣味を持っています。

最近ではVRにハマり、VRおじさんになってます。

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