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Ryzen V1000が搭載された開発用ボード、UDOO BOLTがアツい!!

Ryzen V1000が搭載された開発用ボード、UDOO BOLTがアツい!!

前回記事で紹介した組み込み型Ryzen「Ryzen V1000 Series」ですが、発売された物の気軽に試すことができるボードがありませんでした。

そんな中、クラウドファンディングサイト「KickStarter」にて、Ryzen V1000が搭載された開発用ボード、UDOO BOLT のキャンペーンが開始されました。

249ドル(約¥27,669)でUDOO BOLT V3が、309ドル(約34,336円)でUDOO BOLT V8をリワードとして受け取ることができます。

 

つい先日、株式会社ASKがRyzen V1000 Seriesを搭載した、SAPPHIRE社のFS-FP5Vシリーズが発売されていますが、価格については要連絡となっており一般ユーザー向けとは呼べなさそう。

その事も踏まえると、恐らくRyzen V1000を一般ユーザーやホビーユーザーが気軽に試すことができる世界初の開発用ボードとなりそうな予感。

 

結構大きいRyzen V1000 Series

UDOO BOLT

2018年6月5日から6月9日に台湾は台北で開催された、世界有数のICTとIoTに関するイベント「COMPUTEX Taipei 2018」にUDOOがブース展示しており、UDOO BOLTの実機が展示されていました。

こうしてみてみると、組み込み型APUとは思えないくらいダイサイズが大きい事が分かります。

UDOO BOLT

KickStarterのページに、ファンを搭載した写真が掲載されていますが、かなり大きなファンが搭載されていますね。

組み込み型APUとはいいながらも、TDPが12~25Wと少し高めだからでしょうか。

GPD Pocketのような超小型ノートにも搭載できない物か、と当初は軽く考えていましたが、流石に少々厳しそうです・・・

 

UDOO BOLTは2モデル構成

UDOO BOLTは「UDOO BOLT V3」と「UDOO BOLT V8」の2モデル構成を取っており、UDOO BOLT V3はRyzen V1000 Seriesのローエンドモデル「AMD Ryzen Embedded V1202B」が、UDOO BOLT V8にはその次のモデル「AMD Ryzen Embedded V1605B」が搭載されています。

開発用ボードとして見るのであれば、よっぽどのことが無い限りはUDOO BOLT V3で十分と考えられますが、あえてデスクトップPCとして使ったり、ゲーム開発など重たい処理が必要な場合はUDOO BOLT V8を選ぶ必要がありそう。

2モデルと少ないながらも幅広いユーザーをカバーしようとしている意図がくみ取れますね。

また、この安さながらメモリスロットが2つ、ストレージは32GB eMMCに加えて何とSATA 3ドライブ、NVMe SSDを搭載できるという豪華仕様。

 

4画面4K出力可能

映像出力ポートも非常に充実しており、4K@60fpsに対応していたり、HDMI 2.0ポートが2つ、DP Alternate mode(ディスプレイポート オルタネートモード)に対応したUSB Type-Cポートが2つ搭載されています。

SAPPHIRE社のFS-FP5Vシリーズでは、映像出力ポートがDisplayPort4つのみ、USB 3.0 Type-Aポートが2つ、USB Type-Cポートが1つなので、インタフェース周りについてはUDOO BOLTに軍配が上がりそうです。

しかし本当にこんな安くで買えてしまって良いのか不安になるくらいの豪華さですね・・・

 

UDOO BOLTは強力なCPU、強力なGPUそしてAruduinoを搭載したコンパクトな開発用ボード

UDOOによると、UDOO BOLTの強みはMacbookPro相当のマシンに、強力なGPUArduinoをひとまとめにしてかつ、非常にコンパクトなサイズに仕上げていることが強みとのこと。

CinebenchのCPU Multi 64bitのベンチマーク結果が紹介されていますが、UDOO BOLT V3はMacbookProとほとんどスコアが変わりませんが、UDOO BOLT V8はぶっちぎりの結果に。

さらに驚くことに、第7世代の超低消費電力CPU、Core i7-7567Uを搭載したIntel NUC、NUC7i7BNKQよりもパフォーマンスが高いときたものですからびっくりです。

NUC7i7BNKQは税込み136,598円(ビックカメラ)で、8GBメモリが2本、Intel 600p 512GBがセットであることを踏まえたとしても、UDOO BOLT V8のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

CPUベンチマークの他に、3DMARKのTime Spyの結果もあわせて紹介されています。

こちらについては、iGPU(CPU内蔵グラフィック)の結果しか記載されていませんが、Radeon Vega 8を搭載したUDOO BOLT V8は、Core i7-8550Uに搭載されているUHD Graphics 620の約2.3倍のスコアを叩き出しています。

UDOO BOLT V8 ゲームプレイ時にFPS値

UDOO BOLT V8で実際にゲームをプレイしたときの結果も上がっており、今大人気のFortniteやOverwatchについては、画質設定は落とさなければいけない物の、プレイに支障が出ないレベルのFPS値を叩き出しています。

発売当初は重くて敵わん、ゲーム用にPCを新調しなければ・・・ と言われていたGTA Ⅴもミディアム設定であれば50FPS出るだなんてすごい時代になった物です・・・

League of Legendであれば、最高設定でも95FPS出ているようです。League of Legendは今も盛んに大会が開催されていますが、UDOO BOLT V8を使えばプレイ環境をサクッと持ち出せるので、esports向けの需要もでるのではないかなぁなんて思えるスペックですね。

 

改めて分かるRyzen V1000 Seriesの強烈さ

こうして改めて見てみると、Ryzen V1000 Seriesのコストパフォーマンスの高さには目を見張る物があります。

UDOO BOLTは開発用ボードとして銘打って発表されましたが、これが一般向け製品、例えば、Ryzen V1000 Seriesを搭載したAMD版NUCと呼べる製品が出てくると、インテルにとって非常に大きな脅威たり得るのではないでしょうか。

私個人としては特にRyzen V1000 Seriesを搭載した超小型PC、AMD版NUCと呼べる製品が出てくることに非常に期待しており、より小型で髙パフォーマンスなサーバーや、UTMのようなネットワーク向けのセキュリティ機器をより安くで実現できるのでは、と期待しています。

もちろんこの様な産業向け、法人向けだけでなくゲームセンター向けのゲーミングコンソールや、個人用の超小型ゲーミングマシンとしても利用可能ですので、色々と夢が広がりそうですね。

UDOO BOLTシリーズや、SAPPHIRE社のFS-FP5Vシリーズを皮切りに、今後Ryzen V1000 Seriesを搭載した超小型PCや、Mini STXフォームファクタのマザーボードなどが様々なメーカーから発売されると思われます。

私達ユーザーにとって、超小型PC周りの選択肢が更に豊かになりそうで今からワクワクが止まりません。 今後の動向を要チェックですね!

 

関連リンク

UDOO BOLT – KickStarter

UDOO

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