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PC自作シミュレーション「PC Building Simulator」プレイレポ―ト!自分だけのPCビルド/カスタムを自由に楽しめる

 

 

初めまして、吉河卓人と申します。

 

唐突ですが、読者の皆様はPCを自分の手でビルドしたり、カスタムしたりした経験はお有りでしょうか。

 

私事で申し訳ありませんが、先日初めて自らの手でのグラフィックボード交換を体験しました。

メモリの増設やクリーニングなどは経験があったものの、グラフィックボードの換装は初めてだったため、改めて「PCをいじる」ことの難しさを痛感しました。端子の付け方やツメの外し方などに右往左往しながらも無事取りつけることは出来ましたが、その時には「この作業を練習出来たらいいのにな」という思いがふつふつ。

 

とはいえ、どのパーツを付けようか…とPCの構成を考えること自体は非常に楽しかったため、「予算を考えずに自分だけのPCを組むことが出来たら楽しいだろうな」とも感じていました。しかし、PCのパーツは多少の例外こそあれど、どれもそこそこのお値段がかかる上に、おいそれと手荒には扱えない繊細なもの。デリケートさ故にそう気軽に何度も付け替えることは出来ませんし、ましてやイチからのビルドなんて値段の点からしても、人によっては知識技術の点からしても困難な作業です。

 

恐らく、読者の皆様の中にもこのように

「カスタムの前に練習しておきたい」

「色々試してみたいけどお金がない」と考えたことがある方が多いかと思われます。

 

しかし、実はそんな非現実的な欲望を満たすことが出来るゲームが存在することをご存知でしょうか。

 

その名も「PC Building Simulator」。

 

同作は文字通り「PCのビルドを体験できるシミュレーションゲーム」です。

しかしながら、本当にゲームで「PCいじり」が出来るのかどうか疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、本記事では筆者による「PC Building Simulator」のプレイレポと共に、同作の魅力についてご紹介。PCビルディングやカスタムの練習台として、或いは単純なゲームとして、同作が持つ面白さやその特徴をお届けします。

 

 

・そもそも「PC Building Simulator」ってどんなゲーム?

「PC Building Simulator」は、 Claudiu Kiss氏とThe Irregular Corporationが開発するPC自作シミュレーター。

2018年3月よりSteamにてWindows向けに早期アクセスが開始されており、先述した通りゲームの中でPCを自作したり、カスタムしたりして楽しむことが出来る作品です(つまり、PCの中でPCの組み立てが可能!)。

 

大きな特徴として、AMDやMSI、GIGABYTEなど実在する複数のPCパーツメーカーと提携しており、それらの企業が手掛ける商品がゲーム中に登場するため、現実に存在するパーツを使用してPCのアップグレードやビルドを楽しめる点が挙げられます。

 

ちなみに、ゲームとしてはPC修理会社のオーナーとして自分の会社を発展、育成するという内容になっており、クライアントから来るクリーニングや修理の依頼を通してPCをいじくることが可能。

もちろんフリービルドモードも存在するため、自分の思い通りにPCを組み上げることも出来るようになっています。また、チュートリアルモードも実装されており、PC初心者でも安心してゲームにトライすることが可能です。

 

・早速プレイ開始!まずは会社のオーナーになる「キャリアモード」から

「キャリアモード」では様々な依頼をこなすことになる。家賃なども収めなければいけないので、コンスタントにお金を稼がなければいけない

 

というわけで、早速プレイを開始!

最初のうちはコンピュータウィルスを駆除してほしいという依頼から始まるため、「届いたPCにUSBを挿してアンチウィルスソフトをインストールする」、といった簡単な依頼ばかりですが、だんだんと「メモリを増設する」「電源を取り換える」「グラフィックボードをアップグレードし、指定したゲームが起動するか確認する」など、より本格的な作業に取り組むことになっていきます。依頼をこなしてレベルを上げていくと、追加の作業机や倉庫が手に入るため、マルチタスクで作業を進行することも可能に。

ただし、複数のタスクを同時にこなしていると「あれ、このパーツどのPCのだっけ…」なんて事態に陥ることも。

 

肝心のPC組み立て作業部分については、現実と同じようにネジの取り外しやコードの接続、ロックピンの着脱など細かい点まで再現された仕様になっており、パーツの付け外し自体はワンクリックで済むものの、ちゃんと「PCをいじっている」感覚が味わえるようになっています。

もちろん、パーツに不足があるとPCは適切に起動しませんし、グリスの塗り忘れや配線ミスなどは以ての外。加えて、各パーツには現実通りサイズの概念や相性があるため、対応しないグラフィックボードどうしのSLI接続なども出来ないようになっています。

 

現実に存在するゲームやソフトウェアの軌道チェッカーなども存在する

 

また、ゲーム内で使うことができるパーツも非常に豊富で、依頼によって様々な部品を使い分けることが可能。先述の通り実在のパーツも多数存在するため、PC修理時にはその時利用可能なパーツのうちから好きなものを選ぶことが出来ます。ちなみに、同作はFuturemarkとも提携しているため、同社の「3DMark」をゲーム内で起動して、PCのスペックを確認することも可能です。

 

・お次は好きなPCを作れる「フリービルドモード」をプレイ!

光るパーツだって使い放題!

 

続いて、自分で好きなPCをビルド・カスタムできる「フリービルドモード」をプレイ。

同モードではゲーム内に存在するあらゆるパーツやツールが最初から全て使用できるようになっており、ケースや配線の色まで自由に選べます。もちろん、「キャリアモード」では制限されている作業机なども最初から全て解放されているほか、自動配線や自動ネジ締めなどの便利機能も使用できるため、人によっては煩わしいと感じる作業を全てオートで解決するようにしておくことも可能。

 

…ただし、ミスがあるとちゃんと起動しない

 

自分で作ったものをカスタムするのでなければ大抵イチからのビルドになるため、何かミスがあればPCが起動しないのは「キャリアモード」や現実と同様になっています。

その分、ちゃんと起動したり、ゲーム内ベンチマークで良い数字を出せたりしたときの喜びはひとしお。

また、「キャリアモード」と違ってパーツの値段を考慮する必要がないため、「冷却装置を水冷式にするか、空冷式にするか」「電源は何Wにするか」など、現実のPCビルドでは悩みがちな点をコストを考えずに熟考できる点も楽しいポイントです。


如何でしたでしょうか!

ここからは筆者の個人的な感想になりますが、「PC Building Simulator」はゲームとしては目の前の地道な作業を続けて報酬を得ていくのが気持ちいい作品であると感じられました。

一方、PCビルドやカスタムの練習台としては、グラフィックボードのツメやマザーボードのピンの概念がないため、非常にリアルなものであるとは言えないかもしれません。とはいえ、PCにはどんなパーツが必要なのか、どのパーツがどの位置に存在するのか、どことどこを配線しなければいけないのかなどのポイントは抑えられているため、ちょっとした予習や、普段触らない部分の構造をおさらいするためには最適なのではないでしょうか。

 

そんな「PC Building Simulator」ですが、Steamにて2,050円でWindows向けに発売中。最近のアップデートではCPUのオーバークロック機能が追加されるなどの更新が行われているため、今後もまだまだ様々な機能やパーツが実装されることが予想されます。日本語でのプレイにも対応しているため、ご興味のある方は公式サイトやSteamのストアページを覗いてみては如何でしょうか。

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