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e-Sportsの記事を書いて思うこと~プレイヤーの名前編~

最近、e-Sportsが頻繁にメディアでも取り上げられるようになり、注目を浴びるようになっています。

私自身もe-Sports関連の記事を書くことが多くなり、ほとんど休みを取る暇すらないという嬉しい悲鳴をあげています。

しかしながら、記事を書いている内に、どうしても自力では克服しきれない悩み……というよりも、問題点があることに気づきました。

 

それは、現役のプロゲーマーや彼らをスターに育て上げようと努力している方、さらには今後プロを目指そうとする方々にとって共通の問題であり、意識して解決しなければならないことです。

解決できれば、ひょっとしたらe-Sportsを今以上に盛り上げることが出来るかもしれない。そのように考え問題提起させていただくことにしました。

 

 

さて、その問題とは……。

 

ずばり、プロゲーマーの名前問題です。

 

 

名前が読みづらい!

あるインタビュー記事を担当させて頂いた時のことです。そのときは複数の方に同時にお話を伺うという企画だったのですが……。

 

全員、名前がアルファベット+数字だったのです。

e-Sportsは日本よりも海外の方が盛んなため、当然海外のゲームをプレイされている方も多いです。となると名前を登録する際に、アルファベットと数字を使用するのは当たり前の話となります。これ自体は問題ないのですが、日本でプロゲーマーを特集するインタビュー記事を書く際には、大きなデメリットとなってしまうのです。具体例を示しましょう。

 

アルファベット例

HAYAKAWA
〇〇というゲームの魅力はなんといっても〇〇ですね。〇〇が〇〇なので初心者にとっては入りやすいですし、プロの目から見ると〇〇が〇〇ということなので、さらに奥深い要素になりうるんです。そのあたりの細かい解説はMultiCoreNewsさんのほうが詳しいんでお任せします(笑)。

MultiCoreNews
ちょ、hayakawaさんこっちに振らないでよ(笑)。そうですね。自分から付け加えるとすれば〇〇は〇〇で〇〇なので〇〇なんだと思います。karasawaさんはどう思います?

KARASAWA
僕からするとそれより〇〇が〇〇なのがいいと思いますね。なにより〇〇が〇〇なのはほかのゲームには無い要素なので、そこが一番の売りになると思います。少なくとも僕が初心者を誘うときには〇〇をアピールしますね。

 

hayakawaさん、MulitiCoreNewsさん、karasawaさん、3名の方に登場していただきました。

 

このように、アルファベットだと似たつづりの方がいる場合、非常に分かりづらくなってしまうのです。数行程度のインタビューなら気にならないかもしれませんが、ある程度のボリュームの記事となると、読んでいくうちに紛らわしくて誰が何を言っているのか認識しづらくなるという問題が発生してしまいます。
また、一見して読み方が分からない名前の場合、そもそも認識してもらえないという大問題もあるのです。人は名前を覚えるとき、文字と音で覚えます。このとき、名前の文字列が頭の中で音を想像できないパターンだった場合、非常に記憶しづらくなります。

せっかく実力がある方々なのに、名前が憶えづらいのでは一部のコアユーザー以外への知名度向上は難しいでしょう。あまりにももったいない。

ではどうすればいいのか? という疑問をお持ちの方のために、次にこの3名の名前をひらがなで表記します。

 

ひらがな例

はやかわ
〇〇というゲームの魅力はなんといっても〇〇ですね。〇〇が〇〇なので初心者にとっては入りやすいですし、プロの目から見ると〇〇が〇〇ということなので、さらに奥深い要素になりうるんです。そのあたりの細かい解説はまるちこあにゅーすさんのほうが詳しいんでお任せします(笑)。
まるちこあにゅーす
ちょ、はやかわさんこっちに振らないでよ(笑)。そうですね。自分から付け加えるとすれば〇〇は〇〇で〇〇なので〇〇なんだと思います。からさわさんはどう思います?
からさわ
僕からするとそれより〇〇が〇〇なのがいいと思いますね。なにより〇〇が〇〇なのはほかのゲームには無い要素なので、そこが一番の売りになると思います。少なくとも僕が初心者を誘うときには〇〇をアピールしますね。

 

「はやかわ」と「からさわ」の認識はし易くなったと思います。

しかし次は、文章の中に名前が埋没してしまうという別の問題が発生してしまいました。「まるちこあにゅーす」が実に認識しにくくなっています。こういう場合、”はやかわ” ”からさわ” のようにカッコ付けで対応すればいいのですが、長い記事だと文章に煩わしさが出てしまいます。あまり得策とは言えないでしょう。

では次に、カタカナ表記にしてみます。

 

カタカナ例

ハヤカワ
〇〇というゲームの魅力はなんといっても〇〇ですね。〇〇が〇〇なので初心者にとっては入りやすいですし、プロの目から見ると〇〇が〇〇ということなので、さらに奥深い要素になりうるんです。そのあたりの細かい解説はマルチコアニュースさんのほうが詳しいんでお任せします(笑)。

マルチコアニュース
ちょ、ハヤカワさんこっちに振らないでよ(笑)。そうですね。自分から付け加えるとすれば〇〇は〇〇で〇〇なので〇〇なんだと思います。カラサワさんはどう思います?

カラサワ
僕からするとそれより〇〇が〇〇なのがいいと思いますね。なにより〇〇が〇〇なのはほかのゲームには無い要素なので、そこが一番の売りになると思います。少なくとも僕が初心者を誘うときには〇〇をアピールしますね。

 

と、このように、見やすさ、認識のしやすさはカタカナがダントツです。少なくとも日本語で記事を書く際には、カタカナの名前には圧倒的な認識性、覚えやすさが生じます。海外での活動も考慮して、アルファベット形式にすぐに変換できる名前だと、なお良いでしょう。

 

そう考えると、格闘ゲーマーのレジェンド、ウメハラ選手の名前はまさに理想的です。
ベースがカタカナで、アルファベットにも”Umehara”と一発で変換できます。日本人からすれば、元の漢字を想像しやすいというのも記憶認識の際には大きな力を発揮します。

 

無論、この記事で現在アルファベットやひらがなの名前で活躍されている方々を貶めるつもりはありません。しかし、e-Sportsをこれからより一層発展させるには、どうしてもスターが必要です。

野球のイチロー、サッカーの香川、将棋の藤井七段、テニスの錦織。注目度が高い競技には、ルールに全然詳しくない素人でも名前くらいは知っているというスターがいます。

 

スターには強さと華が必要です。

 

しかしそれ以上に、まず名前をチラッと目にしたときにすぐに認識できる、覚えやすいものでなければ、ライト層への知名度拡大は難しいのではないかと危惧しています。

ゲームで何気なくつけた名前が、今は自分のシンボルであり、プライドでもあるという方も大勢いるでしょう。私にもそういう名前はあります。

 

しかしながら読みづらい名前には、上に書いたようにデメリットがあります。ひょっとしたら、スターへの道を閉ざされかねないほどの。

ですから、現役のプロの方、これからプロになろうとしている方、そしてプロを売り出したいと考えている方には、是非名前の読みやすさ、覚えやすさに着目して、考えていただければと思います。

だってねえ……。
めちゃくちゃ強い人の名前が文章の中に埋没して読みにくくなるのって、ものすごくもったいないのだもの!

この記事の著者

早川 清一朗

酒とBattletechをこよなく愛するゲーム&シナリオライター。
昔はアニメライターだったのでたまにアニメ系をやることも。
最近はe-sportsにどっぷり漬かり中。

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